円堂君は、まるで太陽みたいだ。
そばに居ると、心がとても温かい。
だからだろうか、
円堂君の周りに、人が集まるのは。
「円堂、この前の試合の事なんだが・・・」
「ああ」
「円堂、ちょっと練習に付き合ってくれないか」
「おう!」
「おーい、円堂ー」
「なんだー?」
いつもいつも、円堂君の周りにはたくさんの仲間が居る。
そしてすごく人気だ。
練習中に円堂君が一人きりで居る所なんて見た事がない。
例外といえば鉄塔広場っていう所で特訓している時だけだけど、
円堂君がそこで特訓してるのは皆分かってる。
本当に皆に好かれてるんだな、と俺は思う。不動君は論外として。
好かれているといえば・・・――、
常に円堂君のそばに居る三人。
豪炎寺君に、鬼道君、そして風丸君。
この三人が特に円堂君と仲がよく、一緒に居る時が多い。
俺が円堂君と一緒に話をしてると殺気と視線を感じるし、三人共
恋敵なのは間違いない。
敵は三人――。
時と場合によっては一時的に手を組んで、
同じ敵を排除する事もある。
けど、時が過ぎればまた恋敵。
「「「・・・・・・」」」
「・・・・・・」
三人に、目が合った。
互いに火花を散らして睨みあう。
けどそれも、数秒の事。
「おーい、皆ー!
練習始めるぞー!」
円堂君の言葉に、チーム全員がストレッチを止めて集まる。
いつものように円堂君の近くをキープしていると、
同じ事をしている三人が目に入った。
恋敵としては、今まで戦ったどんな敵チームよりも強敵だ。
それでも、負ける気は微塵もない。
「円堂君」
「ん?なんだヒロト」
「僕、頑張るね」
「おう!頑張れ!」
円堂君の笑顔にはいつも励まされる。
最初は敵だったのに。
大事な仲間に怪我させた、憎い敵だったはずなのに。
誰にでも降り注ぐ、太陽のように明るい笑顔。
そんな君が大好きなんだ。
だから、もっと頑張るね。
ずっと君のそばに居られるように。
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あとがき
再びヒロ円(?)今度は第三期です。
なんか・・・アニメ観てると、
円堂君の周りには常にあの三人が居るな~と思ったので。
仕方ないよね、あの守だもの。(笑)
ここまで読んで下さり、マジで感謝です!
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