眩しさに惹かれて

 初めてそれを見た時、なんて眩しいんだろうと思った。

 最初はただの気まぐれだったのに、父さんの邪魔をするという奴等を、見に行っただけだったのに。

どう見ても絶望的な状況の中、ボロボロになっても、仲間が倒れても、諦めずに何度もゴールを守ろうとする姿に、

何故か心が熱くなった。

 

円堂 守、彼が雷門のキャプテン。

 

他の誰よりも、その姿は眩しく輝いていた。

その眩しさに惹かれるように、俺は彼に近づいた。

 「君は本当にサッカーが好きなんだね」

「ああ!ヒロトもサッカーが好きなのか?」

 本当に、眩しい。

 守を見てると、何だか心が暖かくなる。

 何だろう、この気持ちは。

 「そうだね。僕も好きだよ」

俺がそう言うと、守はとても眩しい笑顔を見せた。 

「じゃあさヒロト!

俺と一緒にサッカーしようぜ!!」

 その言葉に、俺は父さんの言葉を思い出した。

 

『雷門サッカー部をジェネシス総出で潰しなさい』

 

・・・父さん。

 「ごめん守、また今度ね」 

今は、まだ。 

「えぇー!?今度っていつだよ!」

「ごめん。でも、

きっとすぐだから」 

子供のように頬をふくらませる守に、俺は苦笑して言った。

そう遠くない日に、俺は守とサッカーをする事になるだろうから。

 

お互いの、大事なものを守るために。

 

「そっか、分かった!

じゃあ、またなヒロト!」

「またね、守」

 

仲間のもとへと帰る守の背を見つめながら、俺は呟いた。

 

「・・・・・・今度は、

君をもらいに行くよ、守」

 

そう遠くない日に、必ず。

 

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あとがき

ヒロ円・・・なのかこれ?←

今度はギャグでも書こうかな・・・。

管理人は取り合いが結構好きです。円堂総受け最高w

脳内設定では、

ヒロトは円堂の前でだけ自分を「僕」っていいます。

読んで下さってありがとうございました!

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